2019年8月18日8,395 ビュー View

【プロが教える!元気を育てる柴ごはん】#1柴犬の食事「きほんのき」

人間と同じく、柴犬だって今日食べたものが、明日の体を作ります。質の悪いもの、我が子の体質に合ってないものを食べさせるのは、病気のもと。愛柴がいつまでも長生きしてくれるよう、飼い主がしっかりと体にいいごはんを選んであげましょう!

そこで、プレミアムペットフード・ケアの専門店『GREEN DOG』でホリスティックケア・カウンセラーの資格を持つ山本由能さんに、柴犬の食事について教えていただくのがこの連載。記念すべき第1回めは、柴犬が健康寿命を延ばすための食事とはどんなものか、基本中の基本を教えていただきました。

 

「質にこだわる=高価な食事」ではナイ!

パートナー(愛柴)も私たちも生きるためには食物が必要です。さらに健康でいるためには、その質にこだわることが大事。

 

パートナーは自分で食事を選ぶことができないので、飼い主である私たちが意識しないとけませんね。

 

質にこだわる=高価な食事、ということではありません。目の前のパートナーの体質に合ったものを与えるということなんです。

 

パートナーが元気であれば、別に問題はないと思いたいところですが、年齢や季節によっても体調は変わっていきます。

 

これからも年齢相応の健やかな毎日を過ごせて、健康寿命を延ばすための「柴犬に適した食事」についてお伝えしますね。

 

 食べ物で体の状態は変わる

leungchopan/shutterstock

まずはグリーンドッグのスタッフの体験談から。愛犬のラブラドール・レトリーバーには、獣医師からすすめられたフードを与えていました。当時にしてはかなり高額だったため、良いフードを与えていると思っていたそうです。

 

しかし、あるきっかけから別のフードに変更しました。すると、しばらくしたら犬だから当たり前だと思っていたパートナーの体臭がなくなり、毛艶も良くなるという変化が。

 

以前のフードでもパートナーは元気に過ごせていましたが、新しいフードに変えたことで「本来の健康的な姿」がわかったのです。

 

 

フードが合っているかどうかの見極め方

あなたがいま愛柴に与えている食事が、我が子に合っているかどうかは、与え始めてすぐにわかるものと、1か月から2か月後以降に少しずつわかってくるものもあります。

 

<与えてすぐにわかる反応>

・便の状態(体質に合っていないと軟便や下痢。もしくは便秘になる可能性があります)

・元気度(目の輝きや遊びの意欲など)

・目ヤニや耳垢、皮膚の症状(赤みやポツポツ、脂肪の塊ができていない?)

 

<日数が経てば少しずつわかってくる反応>

・毛艶、毛量

・体臭

・体重

などなど。定期的な健康診断ももちろん大事です。

 

愛犬は、自ら食べ物を選ぶことができません。私たちが与えたものを食べ、その栄養素がパートナーの体を育んでいきます。

 

愛柴の体質に合ったものを選んであげることが大切なんですね。

 

愛犬の体は私たち飼い主が作っている

Africa Studio/shutterstock

もうひとつ、忘れてはいけないのが、体調や年齢などを考慮しながら与えるものを変えること。

 

私たちだって、若い頃とずっと同じ食事を食べているわけではありませんし、冬は体が温まるもの、夏は体を冷やしてくれるものや消化に良いものを選んでいますよね。

 

パートナーだって、ずっと同じ内容で良いわけではないのです。

 

ペットフードという便利な食事が出来たことで、栄養失調などの心配はなくなりましたが、体調の変化によって「食」を変える必要があることを忘れがちになっているようです。

 

パートナーの食事は私たちが日々意識して、より健康に導いてあげましょう。

 

栄養素の種類と働き 

beats1/shutterstock

犬の平均寿命が延びてきているのは獣医学の進歩のおかげですが、彼らの食事が「餌」から「犬のためのご飯」へと変化したことも大きいでしょう。

 

ペットフードも手作り食も、最新の犬の栄養学に基づいて食を考えられるようになりました。

 

そこで、まずは基本の栄養素を知っておきましょう。

動物が生きるために必要な栄養素とは5大栄養素と水です。

 

<5大栄養素とそれを多く含む食材>

・タンパク質肉類、卵、乳製品

・炭水化物(糖質と繊維質)…穀類や芋類

・脂質…動物の脂、植物油、魚油

・ミネラル…魚、骨、海藻、野菜

・ビタミン…野菜、果物、種実

 

5大栄養素のほか、植物の色素・香り・あくなどは、フィトケミカルといって抗酸化作用のある栄養素として注目されています。

 

フィトケミカルは、細胞の老化を進める活性酸素を除去したり、免疫に関わることがわかっています。

 

 

<栄養素の働き>

エネルギー(カロリー)になるもの…タンパク質、炭水化物、脂質

・身体を作るもの…タンパク質、脂質、ミネラル

・身体の中で働くもの…タンパク質、ビタミン、ミネラル

・栄養素を体内で利用したり、生命活動に必要なもの…水

 

柴犬にも多い肥満を防ぐには、カロリー(主に脂質)を控えることと、糖質を控えることも大切なポイントです。

 

脂質のカロリーはタンパク質、炭水化物の倍。ダイエット用フードは脂質の量を抑えているのが特徴です。

 

また、犬にとって血糖値を下げるのは大仕事。自然界では血糖値をあげるような食べ物が少なかったからです。私たちが食べる甘いお菓子やパンは愛柴も欲しがりますが、健康のためには与えないようにしましょう。

 

【参考商品】

  • ナチュラルハーベスト  ダイエット用食事療法食 セラピューティックフォーミュラ「レジーム」

    ナチュラルハーベスト ダイエット用食事療法食 セラピューティックフォーミュラ「レジーム」

  • FORZA10 ウェイトコントロールアクティブ 体重・血糖値ケア(小粒)

    FORZA10 ウェイトコントロールアクティブ 体重・血糖値ケア(小粒)

柴犬が意識する食とは

jekjob/shutterstock

柴犬の気になる症状しては、ほかの犬種でも共通する肥満をはじめとして、関節疾患・皮膚疾患・認知症などが多いようです。

 

これらの症状を予防するための基本は、エネルギー(カロリー)が余らないようにすること、脂質の種類を意識すること、水分をしっかり摂れることがポイントになります。

 

食材だけでなく、与える量も大事。

 

つまり、「食の質にこだわる」とは、「栄養バランスや与える量についてパートナーの状態に合わせて考えてあげること」なんです。

 

まとめ

leungchopan/shutterstock

食の質にこだわることの恩恵は、パートナーの健康はもちろん、お互いの心にも大きく影響するものです。

 

せっかく家族として一緒に生活するのですから、かけがえのない時間を笑顔の多い毎日にしたいものですね。

 

今回は、「食のきほんのきを」お伝えしました。次回は、柴犬のパピー期のフードの選び方や、食いつきが悪い時の工夫の仕方、健康のために意識したいことを詳しくお伝えします。

 

お楽しみに!

 

GREEN DOGとは

世界中から厳選してセレクトした愛犬のためのプレミアムペットフード・ケアの専門店。通販店だけでなく、関東・関西に5店舗、実店舗を構えています。

 

フード選びに困ったら、お気軽に相談を。

GREEN DOG 相談ルーム

https://www.green-dog.com/shop/consult.php

 

執筆者

GREEN DOG

ホリスティックケア・カウンセラー

山本 由能

 

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