2021年11月8日18,284 ビュー View

【健康寿命こそが命】シニア柴から出ている「小さなシグナル」を見逃さない!

これから寒くなる季節において、あらためて柴犬オーナーが考えるべきこと。柴犬は割と丈夫だし、夏のように熱中症などに気をつけなくていいし…と考えているあなた、それは古い情報をアップデートしていないだけかもしれません。

「健康寿命」という言葉は、柴犬オーナーが理解してこそのパワーワード。シニア柴にとっては、なおさら注意しなくてはいけない季節とも言えるのが冬期なのです。

今回は愛柴が発する、小さなシグナルを理解するためのノウハウをお届けしましょう。さらにあなたの柴犬ライフを充実させるアンケートにも、ぜひトライしてみてくださいね!


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寒くなる季節、愛柴のコンディションは!?

柴犬,アンチノール

AnnyStudio/shutterstock

季節の変わり目に体調を崩しやすいのは、人間も犬も同じ。

 

特にこれからの寒くなる季節には、愛柴のコンデションをしっかり整えてあげなければいけません。

 

シニア年齢になった子であればなおさらで、もっともっと健康寿命を延ばすのが、私たちのつとめ。

柴犬

健康寿命とは、『健康に生活できる期間』のことです。

 

自分の力で歩き、食べ、排泄をする。そんな当たり前のことを、ずっと続けていきたい。

 

今回はシニア柴に向けて、あるいはこれからシニア期に突入するという子に対しても、あらためて健康寿命を左右する関節や皮膚に関する「愛柴の小さなシグナル」をご紹介します。

 

見逃さないで!愛柴の小さなシグナル

柴犬,アンチノール

otsphoto/shutterstock

シニアとなった愛柴が、今はまだ元気そうにしていても、よく見ると実は小さな変化がありませんか?

 

その変化の「小さなシグナル」が、愛柴の健康状態をさらに理解するための足がかりとなります。

 

老化のせいばかりにしていられないその状況を、注意深く見つめてみること。

 

以下のチェック項目で思いあたる部分があるかどうか、確認してみましょう。

 

 

【関節に関する小さなシグナル】

柴犬,アンチノール

Callisu/shutterstock

◇ 階段を上れないほどではないが、ためらいが見える
◇ 階段を下りるとき、体が斜めになっている
◇ 寝そべった状態から起き上がるのに、以前よりも時間がかかっている気がする
◇ 食事のスピードが遅くなった
◇ 散歩に行きたがらないことがある
◇ 足を触れられるのを嫌がる

 

 

【関節編】シグナルを詳しく解説!

柴犬,アンチノール

HunterKitty/shutterstock

「上りの階段では明らかに躊躇する」「下りの階段では体を斜めにしている」というような場合は、どこかの痛みを抱えていたり、バランスが悪い状態であることが考えられます。

 

また、歩くときにひょこひょこと跳ねるような感じであったり、雨の日でもないのに、いつもは喜ぶ散歩に行きたがらない、ということがあれば要注意。関節炎などを患っている可能性もあります。

 

食事中もよく観察してみてください。食事のスピードが遅くなった場合には、首の関節を痛めているせいかもしれません。

 

 

【皮膚に関する小さなシグナル】

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MitchyPQ/shutterstock

◇ 足をよく舐めるようになった
◇ 被毛をかき分けてよく見ると皮膚が赤い
◇ 被毛を触るとパサパサしている
◇ フケが増えた
◇ 耳、口周り、内もも、足先などが脂っぽくベタついている

 

 

【皮膚編】シグナルを詳しく解説!

Elena Shvetsova/shutterstock

愛柴が足をよく舐めている場合は、かゆみのサインかもしれません。

 

被毛がパサパサと乾燥しているということは、皮膚そのものも乾ききっていることが多く、バリア機能が弱くなっている状態です。乾燥のしすぎや間違ったスキンケア、ストレスを感じた時にはフケが大量発生することもありますので注意しましょう。

 

乾燥とは逆に、皮膚が脂っぽくベタついているという状態がありますが、それは真菌であるマラセチアによる皮膚炎の可能性があります。

 

シニア柴ではよくある疾患のひとつなのですが、そもそも常在菌であるマラセチアが過剰に増えると、耳の中や皮膚が脂っぽくなったり、赤みやかゆみを示したりします。

 

いずれにしても愛柴に異常が見つかったら、速やかに動物病院で受診しましょう。

 

シニア柴の小さなシグナルは「強い」

柴犬,アンチノール

Callisu/shutterstock

関節や皮膚状態が悪くなりがちなシニア柴は、毎日の小さなシグナルを発しています。

 

チェック項目としては必ずしもシニア柴だけに該当するものではなく、若い柴犬たちにも当てはまるものですが、実は確実にシニア柴の方がシグナルが強く出ています。

 

小さいけれど、強いのです。

 

それは放っておけば重大なダメージにつながることも考えられます。

 

その意味でとても「強い」シグナルと言えるでしょう。

 

だからシニア柴のオーナーとしては、それこそ「確実に」愛柴のシグナルを掴む必要があるのだと思います。

 

【シニアライフの充実策①】運動不足を解消しよう

柴犬,アンチノール

mannpuku/shutterstock

シニア柴には足りないものがたくさんあります。

 

たとえば運動不足。シニアにありがちなことではあるのですが、当然無理は禁物。

 

とはいえ、慢性的な運動不足は筋肉を衰えさせ、歩くこと、走ることが楽しめない体に近づいてしまう可能性があります。

 

特に冬の時期は代謝がさらに悪くなるので、定期的に適正な運動負荷を愛柴に与えなければいけません。

 

具体的な対策方法を挙げていきましょう。

 

【具体的な対策】メリハリをつけたお散歩を!

柴犬,アンチノール

IuliiaSlyshko/shutterstock

シニア柴にとっては、これが運動不足解消にいちばんいい方法かもしれません。

 

強弱があってこそ運動は活きてきますし、メリハリが愛柴の心身を整えてくれることでしょう。

 

メリハリ、というのはたとえばいつもの散歩用リードをした引き運動から、ロングリードを使った自由運動に切り替えることです。

 

もちろんその子に状態によっては、ただ自由に歩かせる、ということでも構いません。

 

大きい公園の広場、川沿いの土手など、ロングリードにできる場所を目指してお散歩に出かけてみましょう。

 

【シニアライフの充実策②】水分不足を解消しよう!

柴犬,アンチノール

yorkie-corgi/shutterstock

 

水分は生命維持には欠かせないものですし、足りない状態は肌荒れにつながります。

 

特に冬の皮膚は乾燥しやすいので、速やかな水分補給を心掛けたいところ。

 

ところが、愛柴があまり水を飲んでくれない、冬はなおさら…という話をよく聞きますが、それはどうしてなのでしょうか。

 

あくまでも一例ですが、水を飲むことが習慣になっていないと、愛柴の行動パターンから飲水の優先順位が低くなるということもあるようです。

 

運動不足であまり喉が渇かない、というケースも。

 

さらにウェットフードや、手作り食を与えている柴犬にも水分不足は多いのだそう。

 

もちろん食事の中に水分が含まれてるとはいえ、それでは足りません。

 

運動量、季節、食事量などにより異なりますが、飲水量は犬の体重1Kgあたり40~60ミリリットルが1日分の目安。

 

ということは柴犬であれば最低でも500ミリリットルは摂ってほしいところです。

 

 

【具体的な対策】食事中だけではなく常時清潔で新鮮な水を!

柴犬,アンチノール

Korobcorp/shutterstock

食事のときだけに水を用意するのではなく、常時清潔で新鮮な水を愛柴が飲みやすい場所に配置してあげましょう。

 

どうしても飲まなければ、ヤギミルクや果汁100%のアップルジュースなどを飲み水に少しだけ混ぜてみましょう。

 

まずは香りが良くなるくらいの少量から、試してみてください。

 

【シニアライフの充実策③】サプリメントを取り入れよう!

柴犬,アンチノール

Honcharuk Andrii/shutterstock

もちろん水分補給はとても大切ですが、重要な栄養素であるタンパク質、必須脂肪酸、ビタミンE、微量元素(亜鉛など)などの栄養バランスが良い食事を摂ることが大切です。

 

どれか一つでも不足すると健康を維持できない可能性がでてきます。

 

さらにもう一歩進みたいのならば、サプリメントがおすすめです。

 

たとえば重要な栄養素の1つである「必須脂肪酸」について。

柴犬,アンチノール

MaraZe/shutterstock

抗炎症、抗酸化、血流改善などの作用があることや、皮膚のバリア機能に重要なセラミドの構成成分であるため、皮膚の潤いを保つ因子としても期待されているのが必須脂肪酸。
さらには関節の健康維持にも寄与します。

 

ところが必須脂肪酸は体内で作ることができないため、食事やサプリメントなどから積極的に摂取する必要があるのです。

 

そして、重要なのは加熱されていない脂肪酸であること。加熱することで、熱に弱い脂肪酸は酸化が進み、一部の働きが失われてしまうのです。

 

あらためて体の内側からのケアに注目してみるのもよいのではないでしょうか。

 

 

すべては愛柴がいるからこそ

柴犬,アンチノール

Anastasiia Cherniavskaia/shutterstoc

柴犬はとても個性的で、そのほかの犬種とはまったく違う存在感がある——。

 

柴犬オーナーならうなずいてくれる話ではないでしょうか。

 

だから可愛いし、ちょっと憎たらしくておもしろいし、大好きなんだ。

 

病気のことだって、健康寿命のことだって、この子の一生を請け負ってみせる。

 

そんな熱い柴犬オーナーたちからの声が聞こえてくる気がします。

 

「愛柴がいるからこそ、ちゃんと『自分』でいられるんです」という方もいらっしゃいました。

 

だからきちんと不足なく、世話するのだと。

 

愛柴と健康で素敵な毎日をおくるために、これからも共にあるいていきましょう。

 

【アンケート大募集】あなたの柴犬ライフを参考にさせて!

柴犬,アンチノール

Afishka/shutterstock

豊かな柴犬ライフをおくるには、柴犬オーナーの意見や口コミが欠かせないと思うのです。

 

あなたが愛柴のためにやっていることを、ぜひ聞かせてください!

 

また、あなた自身が改めて“柴犬ライフ”を見直してみることも、さらに充実した柴犬との日々を補完してくれるはず。

 

回答者の中から抽選で「アンチノールお試し2週間分(30粒)」、「柴犬ライフトートバッグ(非売品)」のどちらかを合計10名様にプレゼント!

 

初めての方も、2回目以降という方も、どうかアンケートにご協力ください!

 

※現在、アンケートの募集は終了しています

 

★愛柴が健康寿命を全うするために…

より詳しく知りたい方は、こちらの特集もご覧くださいね。

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