遊びたいだけなのに…柴犬たちの”じゃれあい”には苦労もあるらしい。
柴犬たちがじゃれあう姿は、まるで甘噛みしあっているかのようで微笑ましいものから、「大丈夫か…?」と思うほどにガルガルと唸りながら噛み合う激しめなものまで様々あります。共通してどの子も「遊ぼうよ〜」と言っていることには変わりないのですが、その誘い方にはそれぞれの気分や個性が出ます。今回は、そんなじゃれあいの様子をご紹介。一言でじゃれあいといっても、様々なケースがあるようで…。
ドン引きされちゃった柴犬
柴犬のゆうくんと猫のとろくんは、仲良し異種兄弟。この日はリビングでまったりしていたようですが、どうやらゆうくんは大好きなとろくんに構ってほしいみたい。そう思っているゆうくんが、お鼻でクンクンと遊びに誘いますが、とろくんの反応はなし。
そこで、「遊ぼうよ!」とゆうくんが出した前足が、とろくんの顔に当たってしまいました。ゆうくんとしては軽くタッチしたつもりでしょうが、とろくんは「今、僕のこと叩いた…?」とばかりに、なんだかショックの表情を。
その後は若干気まずい空気が流れ、最終的にとろくんはその場から去ってしまいました。ゆうくんの健気な気持ちはうまく伝わらなかったようですね…。まぁそんな日もあるよね。また別のタイミングに誘ってみてね…。
甘えんぼうな白柴と、優しい黒柴
こちらは、白柴のロロくんが黒柴のココちゃんと遊びたくて前足を伸ばしてポンポンと触れながらじゃれあっています。「ねぇ遊ぼうよ〜ねぇ〜」という甘えん坊な声が聞こえてきそうなほどに、床に転がって前足でポンポンと何度も誘っていますね。しかし、今はそんな気分ではなかった様子のココちゃん。「今はちょっと…」という表情を浮かべたまま、まるで相手にしません。しかし、その後もお誘いをやめないロロくんにいよいよ我慢できなくなったのか、ココちゃんは立ち上がりました。……と、これが精一杯のアピールだったようで、吠えるでもなく、立ち去るでもなく立ち上がることで「やだ」という気持ちををアピールし続けたのです。むやみやたらに嫌がるのではなく、ロロくんに悟って欲しかったのでしょうね。
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参加するタイミングをうかがう
こちらは、柴犬三兄弟ひなたくん、あおいくん、そらくんが仲良くじゃれあいをしています。しかし、中心になって遊んでいるのは、チーム黒柴でちょっぴり先輩のひなたくんとあおいくんコンビ。オーナーさんの自己紹介の中でも「どんくさい」なんて評される赤柴のそらくんは、じゃれあいに参加するタイミングをうかがいながら、乱入している感を出しつつ参加しているよう。そんなそらくんでしたが、控えめながらもなんとかしっかり乱入に成功! 優しい兄二人に手加減されながらも、じゃれあいに参加できて一安心(?)です。
そんな、のんびり屋さんなところがそらくんの可愛さでもあるので、これからもマイペースでいて欲しいですね。
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じゃれあいを見守る姿が微笑ましい
こちらは、白柴3頭のじゃれあいの様子です。チロ・チョコ・ミルクの3姉妹。中でも、末っ子で昨年10月に生まれたばかりというミルクは見たままに、まだまだ小さなパピーです。
そんなミルクは、お姉ちゃんたちのじゃれあいの様子を見て自分も仲間に入りたいと思っているのか、ガウガウと遊んでいるそばでウロウロ。しかし、その様子は少し心配そうにも見えますね。もしかしたら、お姉ちゃんたちが喧嘩しているのかもしれないと勘違いしちゃっているのかも。その後も続くガウガウの様子を見て、こりゃ一大事だとでも思ったのか、ミルクはなんと違う部屋へ向かって猛ダッシュで駆けて行きました。……と思いきやスタスタと戻ってきて、やはり近くで見守ります。もう、何を見ていいのかわからないとばかりに小さくキョロキョロする様子は、たまらなく可愛いですね。
大丈夫、お姉ちゃん達は遊んでいるだけだからね、と優しく教えてあげたくなりますね。
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みんな、なんだかんだ兄弟姉妹同士で仲良しでしたね。周りが見えなくなるほどにヒートアップすることは危険ですが、ガウガウしていてもあくまで遊びの範囲ですから、そんな時は微笑ましく見守ってあげましょうね。
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