2019年6月11日4,105 ビュー View

【渋川清彦インタビュー】映画版『柴公園』上映記念!〜あたるパパが語る撮影秘話と映画の見どころ〜

2019年6月14日(金)より、全国の映画館でロードショーとなる映画版『柴公園』。それを記念して、あたるパパこと主演の渋川清彦さんをインタビュー。

『柴公園』の撮影秘話や、柴犬とのカンケイを語っていただきました。さらに、ひと足お先に映画を拝見した編集部が、特に印象的だったシーンについてうかがいました!

ネタバレはありませんので、安心してお楽しみください!

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映画版『柴公園』は、細かい“あるある”がいっぱい

柴公園,渋川清彦

ーー映画版の冒頭で「犬はいい。なぜなら、犬は今しか生きていないから」というあたるパパ(渋川清彦さん)の言葉が印象的でした。長期間柴犬とふれあって、渋川さんがそのように感じた瞬間を教えてください。

 柴犬に限ったことではないかもしれないけど、動物たちは目先に起こったことに反応しますよね。おやつがあれば必ずそこに行くし、眠くなったら寝るし。撮影中にね、黒柴のじっちゃんが女の子の日になって。それにあたるがずっと反応して大変だったんですよ(笑)。もうおやつじゃなくて、じっちゃんばかり追っかけて。そういう姿も『今を生きてるなぁ』と思いましたね。

 

柴公園,渋川清彦

ーーお留守番カメラであたるくんの様子をニヤニヤ見つめるシーンは、強く共感してしまいました。

やっぱりそうなんだ(笑)。あれはね、脚本と企画を担当した永森裕二さんがすごいんですよね。永森さんは映画『マメシバシリーズ(佐藤二朗さん主演)』も担当していて、そこで柴犬に出会って彼自身が柴犬オーナーみたいだし。『柴公園』のあたるパパみたいに実際にタワーマンションに住んでいるし、名前も知らない人と会話するみたいで。実体験に基づいて描かれているから、リアルなのかもしれませんね。

 

柴公園,渋川清彦

ーー映画では、あたるくんと初めて出会ったシーンもありましたが、あたるパパのお散歩バッグが成長していくのにグッときました。

それは細かいところを見ていますね。あたるを迎えた初日のお散歩は、ビニール袋だったんですよね。これは脚本になかったんだけど、その場でみんなで話し合って『最初は右も左もわからないだろうから、ビニール袋とかじゃない?』って。そういうところを見てもらえるって、やっぱり嬉しいですよね。

 

柴公園,渋川清彦

ーー映画版『柴公園』では、あたるパパの恋がついに動き出しましたね。渋川さん的に、名前も知らない人と柴犬を通して恋愛に発展するというのは、アリ/ナシどちらでしょうか。

今の時代ならアリなんじゃないですか? 理由はそんなあれだけど、ロマンチックなんじゃないですかね(笑)。

 

渋川さんと柴犬のカンケイ

柴公園,渋川清彦

ーーエンドロールに『柴犬のここが好き(ここ柴)』が流れていました。渋川さんが思う、柴犬のここが好き! を教えてください。

やっぱりビジュアルが好きですよね。もし俺が犬を飼うならゼッタイに柴犬です。以前テレビ番組で秋田犬を見たんだけど、あれもカワイイなぁって思うよね。でもやっぱり日本犬の顔立ちだったら、柴犬くらいの大きさの方が良いのかなぁ。俺らが小さいころは雑種が多かったけど、顔立ちもカラダの大きさも柴犬くらいじゃないですか。やっぱり昔ながらに馴染みがあるから、柴犬が一番落ち着くんだろうね。野球でいうところの、巨人みたいな感じなんじゃない?(笑)

 

柴公園,渋川清彦

ーー渋川さんはロックなイメージがあったので、大型犬の洋犬がお好みなのかと勝手に思っていました。

あ〜ドーベルマンとか? いやぁやっぱり柴犬だよ。『柴公園』をやる前からずっと好きでしたから。昔、実家で『さくら』という雑種を飼っていたんですよ。迎えたときは紀州犬だって言われたんだけど、毛色が白いってだけでカラダも小さいしビジュアルも違う(笑)。もちろん可愛かったですけどね。今回の撮影を通して、柴犬を迎えたいなぁとも思ったけど、自分自身で動物を育てるって経験がないから、まだ一歩踏み切れずにいますね。でも、飼うならやっぱり柴犬です。

 

『柴公園』の撮影裏話!?

柴公園,渋川清彦

ーー映画版『柴公園』では、愛柴が1匹から2匹になりました。撮影で苦労した点などはありますか?

2匹目の一郎が、外に出られるようになったばかりの子犬だったんですよ。子犬って遊びたい盛りだから、みんなのところに行くんですよね。あたるは誰とでも仲良くする子だけど、しつこくされると怒るんですよ。だから映画の中でも一郎だけ抱っこしているシーンがあります。撮影をしていて思ったけど、犬たちも性格がそれぞれで、相性がありますよね。白柴のポチに関しては、人はいいけど犬全般がダメで。一度あたるがポチに怒られたことがあったんだけど、落ち込んじゃって。けっこうな時間シュンとしてましたね(笑)。最初の話に戻るけど、そういう意味でも犬は今を生きてるなと思いますよね。たくさんの柴犬がいたし、総じてハッピーな現場だったと思います。

 

柴公園,渋川清彦

ーー『柴公園』の撮影がクランクアップして、あたるくんとの別れは辛くなかったですか?

じつは、撮影が終わってからもプライベートで何度かあたるに会いに行ってるんですよ。一瞬キョトンとしたけど、すぐにわかってくれて。何度か会いに行ったけど、そのたびに喜んでくれますね。最近は行けていなくて、今日は1ヶ月半ぶりくらいに会ったんだけど、覚えていてくれました。撮影は終わったけど、またいつでも会いに行けますからね。

 

柴公園,渋川清彦

ーーやはり信頼関係は完璧だったんですね。ドラマでも映画でも、それが伝わっていました。

この作品は、あたるとの関係性が一番のポイントというか大元ですからね。撮影期間中も、撮影が始まる前に必ずお散歩をさせて、ウンチを拾って、というのがルーティンでした。あとはおやつをあげたりね。あたるとの関係性を築き上げることは最優先でした。

 

柴公園,渋川清彦

ーー最後に…この作品の主役犬が柴犬じゃなかったら、まったく別の作品になっていたような気がします。

それは間違いないでしょうね。柴犬は“The・日本犬”という感じで、日本の犬の象徴ですよね。俺らが小さい頃から思い描いている犬のイメージが柴犬にはあって、それが根付いているんですよね。そういう意味では一番しっくり来るだろうし、日本の映画には特に合っているんだろうなぁと思います。柴犬の飼い主さんじゃなくても楽しんでもらえる作品だと思いますので、ぜひいろんな方に見ていただきたいですね。

 

2019年6月14日(金)より全国の映画館でロードショー!

柴公園

映画版『柴公園』をひと足お先に拝見した、我々編集部。

 

ドラマ同様おっさんたちの“ダベリ”ももちろん健在で、いろんなことが明かされるのも見所!

 

あたるパパの職業や、なぜあたるを迎えることになったのか。そして、あたるパパの恋模様!?

 

ドラマを見た人はもちろんのこと、映画から見る人も必ず楽しめる内容になっています。

 

さらに、細かい“柴オーナーあるある”もふんだんに盛り込まれているので、細部に注目するほど一層楽しめるはず。

 

柴犬オーナーならゼッタイに見なきゃ損! と豪語できる映画版『柴公園』は、2019年6月14日(金)より、全国の映画館でロードショー!

 

渋川清彦

柴公園,渋川清彦

1974年7月2日、群馬県渋川市出身。

旧芸名・KEEの名でモデル活動を経て、1998年に『ポルノスター』で映画デビューを果たす。 以降さまざまな作品に出演し、近年の主な作品は『パンク侍、斬られて候』、『泣き虫しょったんの奇跡』、『半世界』など多岐にわたる。

第37回ヨコハマ映画祭で主演男優賞を受賞。

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